SAKI s` HAKOBUNE

SAKI S`WEB SITE

慈悲心

コメントする

目の前の人が悩み苦しんでいる時は、自分も同じように苦しい思いをすることがあります。このような「慈悲」のあらわれが「一体感」なのです。「慈悲」の「慈」というのは人を幸せにしてあげたいという気持ちで、「悲」というのは、人の苦しみを軽くして救ってあげたいという気持ちのことです。人間の温かい感情は、この慈悲というものに発しています。 愛情も、労りも、思いやりも、つまりは慈悲に他なりません 。人との触れ合いの中で嬉しいものの一つは「理解される喜び」です。その「理解される喜び」を相手に味わって頂くことも、立派な慈悲の行いです。自己犠牲や慰めではなく、相手の心の重荷が軽くなり、自分と触れ合うことで少しでも明るく前向きな景色の中で過ごしてほしいと思う心。このような心を、共有することで生まれる「一体感」を大切にしたいと思います。小さなことでも普段から相手のことを思いやるように心がけることで、「慈悲」の心が育つよう積み重ねていきたいと思います。

コメントを残す