逃げないこと

ウィリアム·ジェームスの言葉に、『苦しいから逃げるのではない。逃げるから苦しくなるのだ。』という名言があります。苦しい時にどれだけ踏ん張れるかで、その先が決まる。 どんな時でも、今の苦しさを乗り越えれば、自分の成長につながる、希望が持てるようになると考えることが大切なのだと思います。 

心を強く鍛え逃げる弱さを捨てること

どんなに弱いに人間も、自分自身の弱さを知り「弱さは持続的な鍛錬によってのみ開発される」という真実を信じた時から、奮闘・努力を開始します。虚弱な肉体を持つ人間が、それを忍耐強いトレーニングによって強化できるように、虚弱な心を持つ人間も、それを正しく力強い思いを意識的にめぐらし続けることによって強化できるのです。疑いや恐れは、いかなる達成にも役に立ちません。それらは、私たちを常に失敗へと導こうとします。疑いや恐れを克服することは、失敗を超越することです。それらが克服された時、人間の思いは強力なパワーで満ち溢れます。

自分自身を改善する決意

人々の多くは、環境を改善することにはとても意欲的ですが、自分自身を改善することには、ひどく消極的です。人々がいつになっても環境を改善できない理由が、ここにあります。自分自身を改善するということは、真の意味での自己犠牲を払うという事に他なりません。真の自己犠牲とは、心の中からあらゆる悪いものを取り払い、そこを良いものだけで満たそうとする作業です。 自分自身を意欲的に改善しようとする人間は、明確に設定した目標の達成に、決して失敗することがありません。物質的な目標を目指す時でも、知的、精神的な目標を目指す時でも、全く同じことです 。たとえ富の獲得だけを目指している人間でも、その目標を達成するためには、大きな自己犠牲を払わなくてはなりません。もしあなたがバランスの取れた真に幸せな人生を手にしたいと願うなら、なおさらそうしなくてはなりません。

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